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2006年09月26日
賛同表明をしたブログ[122]
0323■憲法日々徒然
0322■鳥取県岩美町 田中克美
投稿者 Mr.Q : 23:15 | コメント (0) | トラックバック
安倍内閣が本日発足-9条を守るため、安倍内閣との全面対決を宣言します。
今日から第165臨時国会が始まりました。
国会の初日は、内閣総理大臣に自民党総裁の安倍晋三氏が指名し、その後は閣僚人事が順次発表されます。
それを待つ間はもうテレビなんて見てられないですね!ほんと。 延々と○○大臣に△△氏が就任っていうニュースが飽きもせずに流れ続けるわけですから。
そんなわけで、安倍内閣について今日は一言。
安倍晋三氏の「美しい国へ」という文春新書がずいぶん売れているようです。私も一読しましたが、最近の新書のつくりかたというのはこの程度のものなのでしょうか? 新書らしいのは本のサイズだけで、私が新書という形式に抱いている、学術書的な厳密さや権威らしきものを感じられませんでした。
まず、参照した文献が各章末に紹介されていません。たぶんほとんど記憶や伝聞を頼りに書いていて、ろくに原典を読んでないことがビンビン伝わってきます。
また、書籍の形で何らかの見解を述べるのであれば、当然反対意見を想定してその反論も紹介した上でそれへの反批判で返すわけですが、その際に「相手の言質」を「正確に」引用することが求められます。安倍氏はそういう手法は一切とられないで「彼ら(左翼は)は○○という」「だがしかしこれは××でおかしい」と、自分の都合の良い言い換えをしているところがやたら目につきます。国会での質疑を一部引用するときも「ある野党の議員が」と書いて、その質疑が何月何日どの党派の議員によって行われたのかを明示していません。議事録全体を読まれて、安倍氏が都合の良い部分だけを引用していることをなるべく隠したいのでしょうか?そもそも新書としての体をなしていない、書いた文書にお金を払ってもらうには、恥ずかしくなるような本だと感じたのですが・・・
さて、9条と関係のないお話はこれぐらいにしておいて、この本の中では、安倍晋三氏の日本国憲法に対する考え方がどのような物かが明け透けに語られています。
1つ目の特徴は「現行日本国憲法への強い嫌悪」です。
特に前文に対する評価を「詫び証文」と言い切っているところには強い怒りを覚えます。p121~123にかけて書いてある部分です。<われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。>という部分を指して、そのように言っているわけですが、小泉首相が憲法の同じ部分を引用して、イラクへの自衛隊派遣を正当化するのに使ったことは、安倍氏の記憶にはないようです。
2つ目の特徴は「憲法そのものへの無知」です
これはもう、笑い話としか言いようがないのですが、P133~134にかけて「交戦権がないことの意味」
として、「日本を攻撃するために東京湾に大量破壊兵器を積んだテロリストの工作船がやってきても、向こうから何らかの攻撃がない限り、こちらから武力を行使して相手を排除することはできないのだ」などと書いています。
まじめに反論するのもバカバカしいですが、東京湾は日本の領海内です。領土領海内では「交戦権」ではなく「警察権」を行使すればいいだけです。その時に必要とあれば自衛隊を活用したって良い、それこそ憲法の枠内です。同じ憲法の「範囲内」で解釈によって海外に自衛隊を派遣した人の台詞とは到底思えません。
さてこのように、無知に基づく日本国憲法への嫌悪をむきだしに、臨時国会では憲法と両輪をなす「教育基本法」の改悪と、改憲への一里塚としての「国民投票法」成立へ意欲を燃やしてす、危険な危険な安倍内閣。いよいよ臨時国会は始まりました、現時点で憲法9条を守ることは安倍内閣との全面対決とならざるを得ません。ということで、Keep9としては初めて、このエントリーをもって、AbEndキャンペーンに参加させていただきます。
投稿者 Mr.K : 20:41 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月24日
賛同表明をしたブログ[121]
投稿者 Mr.Q : 21:55 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月21日
賛同表明をしたブログ[120]
0319■GK68's Redpepper
投稿者 Mr.Q : 04:34 | コメント (2) | トラックバック
2006年09月18日
賛同表明をしたブログ[119]
0318■もぐのにじいろえにっき
投稿者 Mr.Q : 21:23 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月17日
賛同表明をしたブログ[118]
0317■さるみみの見た世界
0316■津久井進の弁護士ノート
投稿者 Mr.Q : 18:41 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月12日
賛同表明をしたブログ[117]
0315■たてしな元気畑の「朝までわくわく」
投稿者 Mr.Q : 22:37 | コメント (1) | トラックバック
2006年09月11日
9/11 あの日から5年
5年前の9月11日、何がおきたかについてあらためて解説する必要もないでしょう。
筑紫哲也氏は報道特番の中で「人類史上初めて、世界中のすべての人々がその日のその瞬間に自分が何をしていたのかのドラマをもっている出来事」と表現しましたが、確かに生中継で見たその瞬間の映像はそれぐらい衝撃的でした。
あの日からアメリカは「テロとの闘い」を宣言し、アフガン・イラクへの戦争へと突入していきます。アメリカによる一方的な戦争に世界の多くの国々がノーの声をあげましたが、日本は残念ながらアメリカの言いなりになって自衛隊を派遣することになりました。
しかしながら日本は今日に至るまで、たった一人の戦死者も出さず、たった一人のイラク人も直接殺すことはなかったのです、何故そのようなことができたのか?
現在の日本で、自衛隊を海外に派遣する根拠法としては3つあります。
『PKO協力法』
『テロ対策特措法』
『イラク復興特措法案』です。
それぞれの法律は、法の目的や実施する活動内容など別々ですが、3つの法律に共通する条項があります、それは第2条(基本原則)
『(対応措置の実施は)、武力による威嚇又は武力の行使に当たるものであってはならない。』
という条項です。これだけは見事に一字一句同じです。
ただでさえ憲法違反を疑われる法律です、この条項が無くてはさすがの最高裁判所も違憲立法審査権を行使せざるを得ないでしょう、言うまでもなくこの条項を書き込ませたのは『9条』の存在があったからです。
もしも5年前の9・11の時点で日本に『9条』が無かったら、
日本人の戦死者が一人もいないという今日の事態は為し得なかっただろうと想像せざるを得ません。
あるいは、
もしもアメリカが『9条』のような憲法を持っていたら、
または、アフガニスタンやイラクが『9条』を持っていたら、
歴史に「もしも」は禁物ですが、そもそも9・11テロそのものが起きてなかったんじゃないだろうかというのが私の想像するところです。
そんなことを考えた、5年目の9・11でした。
投稿者 Mr.K : 22:21 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月08日
パスポートサイズの「日本国憲法」
東京自由が丘にある「蜜書房」から、誰でも、どこでも読むことの出来る、パスポートサイズの「日本国憲法」 という、かわいい冊子が発売されています。定価は五百円です。詳細は、下記の同社サイトで。
『小学生から高校生まで、全学童のポケットに憲法を老若男女、すべての日本国民のポケットにパスポートサイズの憲法を! 本文は総ルビで、子供たちや日本語を学んでいる外国人など誰もが 読める、なんら解説のない、憲法本文だけの手帳です。*現在、北朝鮮のミサイル発射などを機に、かつてなく強硬に日本の再軍備が叫ばれ、敵基地先制攻撃論まで、わが国の防衛の、可能な選択肢として提唱されています。*このようなとき、今一度、改憲派・護憲派を問わず、子供から老人まですべての国民が、常時、憲法を意識し、憲法に考えをめぐらすことはますます必要ではないでしょうか。第9条をはじめ、すべての条文が法治国家日本の最高法規です。この憲法を深く意識し学ぶことは世界に平和をもたらす日本人としての誇りを持つ上で重要です。』
■蜜書房
http://mitu.vc/
投稿者 Mr.Q : 04:49 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月07日
賛同表明をしたブログ[116]
0314■花・髪切と思考の浮游空間
投稿者 Mr.Q : 22:21 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月04日
「蟻の兵隊」・・映画人九条の会9.15上映会(再掲)
「蟻の兵隊」&池谷薫監督・山田朗対談
■日時 2006年9月15日・金曜日・18:45~21:00
■場所 東京 文京シビック小ホール
■参加費 1200円(前売券1000円)
■主催 映画人九条の会
〒113-0033東京都文京区本郷2-12-9
グランディールお茶の水301号 映演労連内
電話 03-5689-3970 FAX03-5689-9585
URL http://kenpo-9.net/
投稿者 Mr.Q : 22:15 | コメント (0) | トラックバック
2006年09月01日
ともえさんが来春の京都府議会議員選挙に立候補表明
当会賛同ブロガーでもある「カッシーニでの昼食」のともえさん事、皆川朋枝さんが、来春の京都府議会議員選挙に日本共産党から立候補することを表明されました。
すでに8月31日付けの新聞(しんぶん赤旗)でも発表されていましたが、昨晩、本人が以前のブログを改題し発表しましたので、賛同ブロガーの皆さんにもお知らせすることにしました。
27歳の挑戦にエールを送ります。九条を守る闘いの先頭に立たれることを期待して
■みながわblog
http://yaplog.jp/dione/
上記のご案内は、keep9賛同者が議員選挙に立候補するということでご紹介しました。同様の情報をご存知の方はお知らせください。憲法9条を守ろうという立場で、keep9に賛同ということが明確な方であれば、所属政党にかかわりなくご紹介させていただく予定です。