« 憲法9条を守るアクションを起こした動機 | メイン | 「Keep9」の反響(うれしかったこと、驚いたこと……など) »

2006年04月23日

国連憲章を参考にして出来た運用管理の方針・・・ヒエラルキーからフラットな関係へ

http://our.sakura.ne.jp/9/archives/05/index.html
keep9の「運営と管理」には、下記の原則が書かれています。

■主権尊重
他に影響力(アクセス数が多い)のあるブロガーも、そうでないブロガーも互いに個人を尊重する。

■内政不干渉
相手に自分の意見を強制しない、連続的TBや意味不明な記号や文字によるコメントはしない。
(コメント・トラックバック規定を参照する事)

■紛争の解決
ブロガー同士で紛争が起こったときは、話し合いで解決する。

■ネット暴力の禁止
サイトや論争相手への誹謗中傷、揶揄のコメントをしない。

全国交流集会に向けて護憲ブロガーの輪をさらに広げよう!と思ったらクリツクして⇒

 これは国連憲章の普遍的原理に基づき ひとつひとつのブログを自立したものと捉えながら連携を図っていこうという試みで、従来の政党・市民運動・労組などの組織論には無かった、ネツト時代のネットの中の新しい組織論的試みといえます。

 先にあった『ストップ・ザ・小泉同盟』では、発起人が賛同ブロガーの自主的自発的なアクションに対して異議を唱えるなどして同盟内の一部で軋轢が生じ離反者が出ていたこと。

 またあくまでも発起人=主宰者としてその地位にあるように振舞ったことや、後に政治局を作るなど、独裁制批判をしながらも自分では従来型のヒエラルキー型組織論を持ち込んでいることに同盟内外に疑念が生じていました。そのことを他山の石として新たな関係が模索されました。

 その結果、呼び掛け人としてサイト上では名前を羅列しない、代表者を決めず、サイト全体の交通整理をする管理人だけ決めブロガー相互がフラットな関係になるように努めています。

●作業は分担 

この「運営と管理」ができて、作業は各人の特技などを生かして分担した。

 お金を出してくれた人、外国語に訳してくれた人、賛同エントリーを書いた人、バナーをデザインしてくれた人、トラバをいっぱい送った人、サイトを構築した人、起草文を書いた人、無料ブログサービスのバナーの張り方を解説してくれた人、 地域と年齢を超えそれぞれの特性を生かした作業の分担が行なわれ、実行されました。

 準備段階から二十歳代から五十歳代まで参加していたが、ネット人口の中心世代は、なんと言っても二・三十歳代が多いので、そこに配慮して方針を考えた。

 ネツトの中では「言葉」が、サイトの性格・判断材料として最も重要な要素なので「結成宣言」は三十歳前半の人に書いてもらった。その結果あとで多くの人に「しびれた!」と言わしめた名文が出来上がってきた。そんなことで年寄は裏方に回り、若い人達が表舞台に出れるように配慮している。

投稿者 Mr.Q : 2006年04月23日 08:34

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://our.sakura.ne.jp/abc/mt-tb.cgi/226

このリストは、次のエントリーを参照しています: 国連憲章を参考にして出来た運用管理の方針・・・ヒエラルキーからフラットな関係へ:

» 安田好弘弁護士への批判について from ペガサス・ブログ版
山口県光市で起きた母子殺害事件の裁判の問題で,有名ブログ「世に倦む日日」が,18日から3回連続で,安田弁護士を批判している.批判と言うより攻撃に近い.私は同ブ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年04月23日 21:21

コメント