日頃、憲法9条の目的とする平和で心豊かな日本社会の実現を目指して政治状況に関心を持ち続け。実際にさまざまな活動をしておられるみなさまへ、
山梨県9条の会、山梨女性9条の会から下記の3点のお願いを申し上げたいと思います。
国会での論戦で安倍首相をはじめとする政府与党側は安全保障法制案(戦争法案)について、説得力ある説明が全くできないばかりか、これを批判的に報道するマスコミを「潰す」と公言し、批判的内容の放送や新聞への広告をやめさせようとするなど、危険な本質をさらけ出す行動をして顰蹙をかっています。
6月4日の衆院憲法審査会では、与党推薦者もふくめて3人の憲法学者全員が「審議中の安保法案は違憲」と述べ、世論に大きな影響を与えました。6月20日に行われた県弁護士会主催の憲法市民集会には市民約1000名が結集し、集会のあと甲府駅北口広場から防災新館の南側を回って南口まで法案反対のパレードを行いました。
県内最大規模の集会が実現できたことは、この危険な法案成立を阻止する上で、大きな意義があったと思います。
一方、政府与党は国会の会期を非常識な長期間延長して、なにがなんでもこの法案成立を図る構えです。数の力でこの危険な法案が成立することを許してはなりません。
私たちは、この夏を越えて、秋口までの長い闘いを覚悟する必要があります。そこで、皆様にお願いがあります。
■1 弁護士会の憲法市民集会(6月20日)に連帯して集会成功をお手伝いした「戦争させない・9条壊すな」山梨実行委員会(山梨県9条の会、山梨女性9条の会はこの実行委員会に参加しています)では、
8月7日午後5時半から甲府駅南口信玄公銅像前で短い集会のあと、パレードを予定しています。
この集会に参加を呼びかけます。
■2 同封いたしました請願文書にご自身と、可能であれば周囲の方々のご署名を集めて、7月25日までに同封の封筒にて(切手は各自でお願いいたします)ご返送くださるようお願いいたします。
■3 山梨県9条の会は少数の有志で運営している団体です。郵送費や新たに大幅な改善を計画しているホームページ(若者に訴えるにはこれが重要だと考えています)作成などのためにかなりの費用が必要です。
皆様のご支援をいただきたく、振替用紙を同封いたしました。1口1000円で何口でも結構ですので、カンパをお願い申し上げます。
2015年7月14日
山梨9条の会」代表世話人 椎名慎太郎