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2006年06月02日

国民投票法を議論する国会の実態

 ご無沙汰してます、Mr.Kです。

 それにしても国会での国民投票法をめぐる動きは、どの報道をみても「わかりにくい」ですね。どうにも「観測気球」的な記事ばかり、困ったものです。

 さてその国民投票法ですが、6月1日についに本会議での趣旨説明が行われました。与党案と民主党案それぞれの提案と質疑ですが、本会議としては異常に長い4時間の質疑。最高法規である「憲法を変える」ための「手続き法」だから、その提案は「歴史的な意義をもつ(船田元・自民憲法調査会長)」はずなのですが、、、

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 ざっと見渡しただけで空席の目立つ本会議場「自民党幹部たちはそろっていなくなった」「ざっと数えただけで空席が150以上はあった」「公明党などは、自分の党の代表が提案し自分の党の代表が質問をしているというのに、半分以上が欠席していたように見えた」という有様だったそうです。

 会期延長は行わないと言い切った小泉首相。額面どおり受け止めれば、今国会の成立は「ほぼ不可能」ということになりますが、だからと言ってこんなに緊張感のない質疑で良いはずがありません。
 例え廃案になっても、次回の国会で「前国会でも長時間の審議が行われた経過を踏まえて・・・」等と、審議時間を短くする口実に使われるわけですから・・・

 提案された法案の内容への批判について書く前に「そもそも『国民の代表』がこんな態度じゃあ、議論する資格すらないんじゃないの?」ってことで書いておきます。

 新聞報道にはあまり出てこない国会の実態暴露でした。(^^

投稿者 Mr.K : 2006年06月02日 13:49

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「国民投�法案」についての審議が始まっているが、2日の朝日朝刊より、自民・公明案と民主党案の相違点を引用。 [続きを読む]

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トラックバック時刻: 2006年06月07日 12:55

コメント

 国民投票法案の趣旨説明が行われたのですね。このような危険な法案が注目を浴びないようにひっそりと国会で論議されていることに危機感を覚えます。もっと広範な人々に対して法案廃案にむけた訴えをする必用があると思います。昨日組合の全国大会議案書のオルグがありましたが、全逓(現日本郵政公社労働組合 略称JPU)の方針は法案に対して何の批判もありません。寧ろ改憲に舵を切ったと言われる連合方針その物という印象です。私は断固として反対の意見表明を行いました。全ての人が身近な人に対して改憲反対の意思表示をずく必用があると思います。

投稿者 アッテンボロー : 2006年06月03日 22:37