5月の憲法サロンは「集団的自衛権の問題点とそれをめぐる動き」です。まさに安倍政権によって提出された「戦争法案」の国会での審議が始まったばかりの今、会場いっぱいの35名の参加者で椅子を補充するほどでした。
講師は横浜弁護士会の「憲法出前講座」を通じて依頼した、みなと横浜法律事務所の内嶋順一弁護士です。
日米間の防衛協力、ガイドラインの推移、集団的行使と政府見解、、新安保法制の問題など、詳細なレジュメをもとに分かりやすく話していただきました。日本が戦争に巻きこまれる危険がますます増大することことに対して、あらためて私たち一人一人の市民が声をあげていく必要性を強く感じました。そして講演の最後では、「日本が他国の罪もない市民を殺傷することは許せない」と強く話されていました。
Source: 若葉台「九条の会」