子や孫を犠牲にする戦争は絶対いや、平和がいちばん!

 

 安倍首相はアメリカを訪れ、日米新ガイドラインを認め、アメリカの議会で演説し、集団的自衛権を行使し、「切れ目なく、いつでも、どこにも、地球の裏側まで自衛隊を派遣し、米軍の戦争に協力する(国際平和支援法案)」とアメリカに誓約しました。

 戦後70年目に、平和国家に終止符を打ち、アメリカの戦争に、協力して、海外で、若者を戦争に動員し、戦争に協力するとアメリカに誓約したのです。

 「日米新ガイドライン」を具体化するために『安保法制』(戦争立法)を国会で強行審議し、戦争法案を一気に成立させようとしています。

 アフガン、イラク戦争では、憲法違反になるために、戦闘地域に自衛隊を派遣できないことや、武器の使用を認めないことが、特措法で明記されていました。

 ところが今回の「戦争立法」では、「国際平和支援法」(恒久派兵法、新法)と現行法改悪案10本を特別委員会で一括審議し、強行成立させ、アメリカが行うすべての戦争等に協力し、自衛隊を戦闘地域に派遣し、武力行使できるようにようとしています。そうなれば、戦後71年目に日本は「殺し、殺される」戦争に巻き込まれることになります。

 

 戦争国家は社会保障をこわす

 

 介護報酬2.7%削減など社会保障削減により、安倍内閣は3900億円も社会保障費を削減しました。ところが安倍首相が米国から帰国して間もなく、横田基地にオスプレイ10機配備やオスプレイ17基を日本が購入し、3600億円も負担することになるということが発表されました。新年度予算に計上されたオスプレイは1機100億円でしたが、安倍首相の帰国後に発表されたオスプレイ購入では、1機当たりの価格は新年度予算の価格の2倍、200億円になっています。何が何でも戦争の安倍内閣の政策で国民の命、雇用、暮らしが破壊されています。

 


奨学資金は返還の必要のない給付制に!

 

 OECDの統計は日本の教育予算が加盟先進諸国の中で最低!と発表しています。イギリスやフランス等の国々では、大学の授業料は無料です。そのうえ、奨学金は給付制で返還の必要がありません。18歳選挙権を生かし、安心して学べるように、給付制奨学資金制度を実現しましょう。軍事費を減らし、平和のために国の税金を活用しましょう。

Source: さがみはら九条の会

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