鈴鹿市議会6月議会の最終日の29日。すでに委員会可決の「安保法案、慎重審議を求める意見書」の請願が審議されました。
 委員長報告のあと、「平明の会」宮木議員は反対討論で「慎重審議、と言うが期間延長をしてもまだ言うのは何をもって?鈴鹿市議会として責任ある意見書を出さねばならない。広く市民の声を反映するものでないと」。
 そして賛成討論はまず「日本共産党」森川さん。法案の問題性を丁寧に語り、「法案は撤回、廃案すべきもの」。村上自民党議員の「派兵されるのは20才の若者、未来の日本がどうなる法案なのか考えるべき」の声を紹介し、「その若者も声を挙げ始めている今、立憲主義と民主主義を守るため、この請願の思いを共有する」と力強い表明。
 次に紹介議員の「リベラル鈴鹿」森田さんの賛成意見。重視すべき点として、6/4憲法学者3人と6/22元内閣法制局長官2人の違憲判断を挙げ、立憲主義,憲法99条の重要性を説く。そして「慎重審議とは長く時間を取ることでなく、憲法に照らして問題がないことを確認し、国民の理解を得ること」と主張。
 採決の結果31名中21名の賛成で可決。(反対の10名はつぎの通り。平明の会は市川議員を除く5名、公明党は3名全員、鈴鹿の風は代表の後藤議員だけが反対、市民クラブ原田議員)
 鈴鹿市議会から「今国会での成立の拘らず、多様な方法で国民に周知氏、慎重に審議・決定を」とした意見書が提出されます。
 みなさん、いろいろありがとうございました。私たちはこのあとも,安倍政権が終息する(!)まで活動を続けます。がんばりましょう!  (稲垣恵美子)

Source: 九条の会すずか

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