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2006年08月06日

8月6日「平和の鐘」をついてみませんか?

 日付が変わって今日は8月6日。日本人ならけして忘れてはならない日となりました。ごぶさたしてますMr.Kです。

 言うまでもなく今日は人類史上初めて原爆が投下された日。8月6日の広島の町はその他の日の広島の町とはまったく違った、特別の雰囲気に包まれます。

 全国各地から集まった、平和を願う人々が「群」をなして平和記念公園におしかけます。
 公園のそこかしこで行われる「語りべ」による被爆体験の告白。その「語り」に目頭を熱くする人々。年毎の首相による「平和の誓い」の変遷に神経をとがらせるジャーナリスト・・・
 日本人なら一度は8月6日の広島の雰囲気を「体感」すべきだというのが私の持論です。
 そして、可能ならばその「変遷」も含めて感じとるために、2年3年・・・と連続して8月6日の広島の町を訪れることをお奨めしたい・・・特に感受性の豊かな10代20代の時期に。

 「8月6日の『広島の町の雰囲気』を体感すべき」という私の持論は変わりませんが、このブログを読む多くののブロガーが現時点で広島の町にいるわけではないでしょう、そこで、近場でその雰囲気を「体感」する手段として、8月6日の午前8時15分に最寄りの寺院にて鐘をつくというのはどうでしょう?
 全国に広がる「地域9条の会」が主催して「平和の鐘をつくつどい」として、執りおこなうところも増えているようです。ちなみに私の地元の寺院では8月6日の8時15分に平和の鐘をつく集いが毎年の恒例行事として定着しています。

 日本でおそらくもっとも有名な「お寺」である「金閣寺」の住職・有馬頼底さんは、地域の9条の会の呼びかけ人に名を連ねています。有馬頼底住職はブッシュ米国大統領が京都に来た際に「イラクへの侵略をただちにやめよ」と言いたかったのを、周囲の制止を受けて「世界が平和でないといけませんね」とだけ述べたのだそうです。大河ドラマの「義経」で有名になった「鞍馬寺」には、入り口右手の寺務所看板に「御仏の教えと 憲法9条を 車の両輪として 平和な世界つくりましょう」と書いてあります。仏教の「不殺生戒」キリスト教の「汝殺すなかれ」を例に出すまでもなく、宗教者の平和への思いは普遍的なものなのでしょう。宗教者による「9条の会」の結成も相次いでいます。
 これを読んでいるブロガーの皆様に呼びかけます「8月6日は平和の鐘をつく日」として定着させてみませんか?働く人でも出勤前のわずかな時間を使って参加可能な平和運動、、、おすすめします。

投稿者 Mr.K : 2006年08月06日 00:10

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