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2006年04月25日

ブログを手段とした理由、ブログならではの面白さ

Keep9の「目的・活用」に

『ネット上の「9条の会」の仲間が、このセンターを通じて「自発的にリンクでつながる」それだけで、憲法を守る「新しい論点」「新しい切り口」をそれぞれが見いだし「自分の言葉でなぜ憲法を守りたいのかを語れるようになる」ことを目的としています』

と書いてある。現在のところ幾つかの特徴が現れてきています。

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●多様な議論と論点の整理が出来る

 現実世界の活動では、改憲派とかネットウヨとかとの議論はほとんどないし、護憲派同士でも議論が少ないのが現状のように思う。
 ネット上では、色々な論点にめぐり合うことが出来るし結構刺激的。
 こうした議論によって論点が整理され、それぞれが鍛えられていくんだと思う。

●年齢と地域を超えて

 ネットの中では、年齢というものを感じないでしょう。それに地域も超えて議論することが出来る。
 現実世界の活動では若い人達とお年寄り達の活動が とかく乖離しがちだと指摘されているけど、
 keep9は高校生から七十代まで参加しているし、全国に散らばっている。
 これってネットだからこそとも言えるのではないだろうか。

●本当に幅広い人達が連携できる可能性がある。

 Keep9は、政党支持からみても新左翼系の人達、共産党、社民党、新社会党、民主党、自民党、無党派・・・と、とても幅広い人達が参加している。
 現実世界の活動では、うたい文句とはちょっと違って、必ずしも幅広い活動になっていない。
 顔をあわせると過去の事を思い出して、わだかまりが生じるみたいだから。
 まあ それも仕方がないことなんだろうけど。
 ネットだと匿名性があるせいか、そういう事はとりあえず置いておいて参加しやすいように思う。

●新しいマスメディアとして成長するかも 

 それから「九条の会」の活動は、マスメディアには取り上げられることは少ないから、Keep9のように、護憲派ブログが連携し賛同者がもっともっと広がると雨水利用のミニダム効果のようなもので「一戸で溜められる雨の量はわずかでも、それが無数に集まれば、巨大なダムに匹敵する」ので、ブログの特性を生かしトラバとコメントとリンクで繋がると、現実世界での一人一人の持つ影響力より、ネットのなかではひとつひとつのブログの持つ影響力は高いのでひよっとして新たなマスメディアの一形態として成長していくかも知れない。

○苦労してること 

 フラットな関係に気遣っている事や思想信条の違いを保留しながら連帯の輪が広がっているので合意形成には時間を使い異論があることは性急に進めないようにしている。
 英語表記も「No change to articre 9」から「Never change articre 9 」に途中で変更。
 バナーもオフィシャルなひとつのバナーを決めるのではなく、賛同者が自発的に作ってくれたものを紹介しているので、各自がブログの背景色や好みで使用することにしている。現在三種類のバナーが存在している。
 賛同ブロガーには、当初思っていた以上にIT初心者の人が多くトラバが出来ない、バナーが貼れない等の問題が出てきた。
 また、トラバがいつも政治的なエントリーを書いている人達だけに限定されがちなので、当初のトラバセンターから若干起動修正してエントリーを書く若い三人を増やした。
 しかし、皆仕事を持っているし いつもいつも憲法とか政治のことばかり考えているわけにもいかず何を書くか思いあぐねて途絶えがちになっている。
 段階に応じて壁にぶつかったりするものなので、皆の意見をよく聞き合意形成に時間をかけ楽しく続けて行きたい。

★(特に国民投票があるとしたとき)マスメディアに期待することがあれば

 現在のところストレートニュースとか速報は、組織力がある現在のマスメディアが優位性を持っていると思う。
 一方、論評となると、ブロガーの中にはそれぞれの専門性を持ってる人が様々な視点で書き始めているし、一次情報も豊かになってきている。

 新聞やテレビなどマスメディアは、よほど充分調査した報道、読み応えのあるものを強化しないと、ネットに取って代わられる可能性がある。

 いつもGoogleニュースとか利用しているが、メスメディアは各社同じような情報を流しているだけで独自性が薄らいでいる。各社がそれぞれの論点、切り口で独自性を発揮してもらいたい。

以上終わり

投稿者 Mr.Q : 2006年04月25日 22:58

コメント

有事があって(もちろん日本が原因ではない)自分の子供や妻が最悪の事態に陥った時でもそんなのんきな思想を維持できますか?あなたみたいな人は責任感というものがないのでは?家族を守る、親類を守る、国を守るこれはあたりまえのことではないですか?

投稿者 zzxz : 2006年05月03日 01:17